Song3

オリジナル曲第三弾

 

『揺蘭歌』
Lyrics&Music&Arrange:汐日
Vocal:月代はくぽ(by.とまと)
Chorus:和音マコ(by.とまと)



木の葉ひらひら 色めく山の端
今宵も 木犀の香がはためく
闇に溶け入る美しき君の 嗚呼
御髪と風を追ひて

裾元に広がる かの住処は
龍に戦慄く 声ぞ凪ぐ
波打つ調べとは うらはらに
月影は甘やかに薫る


怒れる神の雷号を
人はその耳で確かに聴いたと云う
娘を授かりし 願掛けを
我が父は未だ果たさずと


踊れ踊れや 曼珠沙華
月の明さを数えど
想ふのは君のことばかり
君はいま 何処に佇むか

謡え謡えや 雪月花
幾ばくの時を 殺せども
どうか その花弁を散らして
かの人のもとへ この声を

yaiヤィ doドゥ ri sa ri ni
yo wisaウィサ yaiヤィ charuチャル ni
sanサン nyaニャ sa ho yeイェ sa
ru jaジャ i ni na



祈りの下に生れし娘を
人は鬼とぞ囁きぬ
それでも君は唯 やはらかに
朝露つゆに濡れた笑みぞ 落としける


海原を蹴り 天を駆け
漸く辿り着いた其処は 神の社
時の悪戯に涙すれど
君は其処には在らず――

shueシェ d eranラン tie
lu tieroティア i niaニア



眠れ眠れや 安らかに
薄紅の夢を 抱きしめて
忘れても良い 貴方さえ
倖せならば

wa zieスィ hi faフォ or de hi jar
sol tilティル o hyu deディ idaイダ
doドゥ veiraベラ cuelチェ sa kayeiカイェ
dulダル hi visヴィ e ha

sa jarニャ re a no mor li
edulエドゥ ni dal ehaウェハ



【月代はくぽ】
踊れ踊れや 曼珠沙華
舞い狂う 龍の首に
我らを縛る銀の刃
今、突き立て宵を切り裂かむ

【和音マコ】
祈りの下に生まれし娘は
村を惑わす龍となる
それでも懐かしき面影は
今もこの胸にぞ燃ゆる


【月代はくぽ】
謡え謡えや 雪月花
輪廻の緒を 断ち切れども
どうか そのしろを散らして
かの人のもとへ この唄を

【和音マコ】
海原を蹴り 天を駆け
二人を分かつのは哀しき御伽噺ものがたり 嗚呼
どうかこのしろを散らして
あの唄を――

yai do ri sa ri ni
yo wisa yai charu ni
san nya sa ho ye sa
ru ja i ni na







 

 

 


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